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西山正啓監督からのメッセージ 

シリーズ「原発震災を問う人々」第一弾!
「脱原発 いのちの闘争」
(2011年・ドキュメンタリー・102分・西山正啓 監督作品)

【ご挨拶】&【解説】

 6月26日、経済産業省が佐賀県で開催した県民説明会、と言っても主催者が選んだ限定7名への説明会。しかもケーブルテレビ局のスタジオで行うという異常さ。この欺瞞に満ちた県民説明会に九州電力が組織ぐるみで賛成意見を投稿した、いわゆる「やらせメール事件」が発覚し、佐賀玄海原発再稼動をめぐる問題が一躍全国から注目をあびることになりました。国の安全宣言と保障をねだる地元町長。未だ収束しない福島原発の惨状を前にして尚、安全宣言の安売りをする海江田経産大臣。初めに再稼動ありきの茶番劇が九州を舞台に現在進行形で展開しています。その九州で昨年末から脱原発運動に取り組む人たちと協働で「脱原発社会を目指すための記録映画製作」の準備を進めてきましたが、この度その第一作「脱原発いのちの闘争」が完成しましたのでご案内致します。

 映画製作プロジェクトを立ち上げようとしたその矢先、未曾有の東日本巨大地震が起きました。何の因果か、私はそのとき、玄海原発プルサーマル(MOX燃料使用差し止め)裁判の公判廷の中にいました。その後次々と巨大地震、津波の広域被害だけでなく福島第一原発が事故を起こしているということも判ってきました。東日本大震災は地震、津波に加え原発震災という最も恐れていた事態が現実のものとなってしまったのです。国民はフクシマ原発震災がもたらす放射能汚染という見えない恐怖に脅かされることになりました。都市住民によって買い占められる水、食糧(農産物、水産物)。風評被害もあっという間に広がりました。生産しても売れない、出荷も出来ない生殺し状態の農業者、漁業者が苦痛に耐え、怒りに震えています。一旦事故が起きれば制御できない原発の実態が日を追うごとに明らかになってゆく。

 いつ起こるか知れない原発震災の恐怖を長い間訴えながら政府や電力会社から無視されつづけてきた「反原発」「脱原発」住民運動に取り組む人々が一斉に行動を始めました。

チェルノブイリ以来、久しく鳴りを潜めていた脱原発運動が世界中で湧き起こってきました。日本でもこれまで原発に関心を持たなかった人までもがフクシマの惨状を前にしてようやく意思表示を始めたのです。

 この記録映画の舞台となる九州は、玄海原発1号機の老朽化とプルサーマル発電の危険性、鹿児島川内原発の3号機(世界最大級)増設計画を抱え揺れていました。しかし九州電力は危惧する市民と真摯に向き合うことも、誠実な対応もしてこなかった。

 4月20日、脱原発ネットワーク・九州、九州電力消費者株主の会は九州電力本店前にテントを張り、九電との交渉を求める無期限の座り込み行動を呼びかけた。

テントは「原発止めよう!九電本店前ひろば」と名付けられた。

 

 今回の映画「原発震災を問う人々」シリーズ第一弾!「脱原発いのちの闘争」(102分)は、鹿児島川内原発周辺の海岸で「温排水と海の生物の異変」を記録しつづけている、海がめ産卵・ふ化保護監視員・中野行男さんの活動と、5月18日に行われた「原発廃炉を求める連絡会260団体」対「九州電力」の原発の安全性をめぐる徹底討論を中心に構成。九電株主総会(6月28日)当日に行われた人間の鎖行動。海江田経産大臣の佐賀(安全宣言)訪問、九電やらせメール発覚によって混迷を深める佐賀県庁への抗議行動など、住民による、住民の生存権を問う、いのちの闘争を記録したものです。

 職員による人間バリケードで住民との対話を一切拒否してきた佐賀県への抗議行動では俳優・タレントで知られる山本太郎さんが飛び入り参加をした。

芸能人が社会的発言をするには相当の勇気がいると想像する。それが「反原発」「脱原発」発言であれば、なお更である。電力会社による独占体制の既得権益ムラに組み込まれているのは政官産学だけではない。広告収入に依存する新聞・テレビマスコミ、芸能界も同じだからだ。山本太郎さんは、原発は生命にかかわる問題だから自由に発言したいと所属事務所を辞め、子どもたちの生命を守るために全国区の行動を起こした。佐賀県庁行動で発する彼のメッセージは明快で説得力がある。必見のシーンである。

「私たちは帰りたくても帰れない。福島を返して欲しい!」映画のラスト、福島から避難してきた若い母親の問いかけに、我々はどう応えることができるか。

日本の新聞、テレビは政治家のぶら下がり取材や、記者クラブ制度にあぐらをかいた特権的取材に力は入れても現場で行動する市民・住民の声を何故か伝えようとしない。

子を持つ若い母親たちの「いのちを賭けた」抗議行動。彼女たちの止むに止まれない必死の行動と肉声を記録し、多くの人々に伝えなければならない。

何もかも全てを失う前に。
                        西山正啓(映画監督)
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category: メッセージ

2011.08.23    trackback: 0 | comment: 0

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