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西山監督からのメッセージ 

脱原発社会への想像力と創造力


 2011年3月11日午後2時46分以来、我々は連日かつて経験したことのない光景を目撃している。地震、津波に加え、原発事故、放射能汚染、風評被害が社会不安をいっそう深刻にしている。放射能は飲料水、農産物、そして生態系の全てを汚染する。見えない脅威との戦い。不安は増すばかりだ。故郷を追われる人々。自治体ごと他県に避難せざるを得ない人々も出てきた。何の因果か。産業界もテレビも安心・安全を売り物にしたオール電化生活を競って謳い、その生活を享受してきた首都圏住民が汚染パニックに陥った。皮肉にも安心・安全を誇大宣伝してきた原子力発電がその正体を晒したのだ。

 脱原発社会を目指すための記録映画製作チームを立ち上げようとしたその矢先、東日本巨大地震が起きた。私はそのとき、玄海原発プルサーマル(MOX燃料使用差し止め)裁判の公判廷の中にいた。福島原発3号炉もプルサーマル発電ということがわかった。電力会社が用意した準備書面は専門用語と数値の羅列だ。すぐ理解しろと言う方が無理、誰かがこの裁判は科学(者)論争だと言った。しかし広島、長崎、スリーマイル、チェルノブイリそして福島原発事故も人間が引き起こした地獄絵図である。30年前、原爆の図の画家で知られる丸木俊さんが、「(原爆を)経験したことがないからわかりません。」という子どもの質問に「経験することは死ぬことよ。私たちには想像する力があるのだから。」と答えた。これほどわかりやすいことはない。


我々の社会は一極集中型の巨大発電・供給システムが如何にリスクが大きいかを体験した。「脱原子力~原発依存社会から脱却せよ!」。小規模・多様・地域分散型電力供給システムを追及する人々、この時代の難題に確固たる意思をもって挑む人々を映画で記録したいと思う。根こそぎ家を失い、家族を失った被災者の苦痛と、そして今も尚、高濃度放射能汚染を食い止めるために命がけで作業する人々への細心の想像力を働かせながら。

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2011.03.28    trackback: 0 | comment: 0

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